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えっちでセクシーな♂♂にこだわったカオスなレビューやぼやきのエログです。ボーイズラブからゲイビデオまでいろいろ取り上げてますんで適当に踏み分けてね。18禁作品があるのでここも18歳未満は見ちゃだめです。
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【コミック】純情ロマンチカ

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純情ロマンチカ 中村 春菊 (2003/05)
純情ロマンチカ(2) 中村 春菊 (2003/12/01)
純情ロマンチカ (3) 中村 春菊 (2004/06/01)
純情ロマンチカ(4) 中村 春菊 (2004/10/29)
純情ロマンチカ (5) 中村 春菊 (2005/05/02)
純情ロマンチカ (6) 中村 春菊 (2005/11/01)
純情ロマンチカ (7) 中村 春菊 (2006/04/28)
純情ロマンチカ 8 (8) 中村 春菊 (2007/02/01)

小説家×高校生のファースト・ラブレッスン

兄の友人で超有名小説家の宇佐見に、なぜか家庭教師をして貰うハメになった美咲。ところが、訪れた宇佐見の自宅で、兄と宇佐見を主人公にした「ボーイズラブ小説」を見てしまい…!?

王道も好きだし、BL大好き。
だったら読むしかないでしょ、と思ったもののハズした感のあるこれ。

なんにせよ、どっぷり浸って出されたモエを何倍にも膨らませて味わえばお得だろう、という貧乏性な性分。
なのに、前評判も高く、BLのセオリーなこれになぜ萌えられなかった?と敗因を考えてみることにしました。

この漫画全体の構成は複数主人公(カップル)から成り立っています。(登場人物がほぼ男×男カップル)
個人的にどっぷり浸るなら、視点が動かない方が好み。この辺で、すでに溝ができつつあり敗因その1。

純情ロマンチカ、純情エゴイスト、純情テロリストとそれぞれちょっとずつリンクしながら、別のカップル物語が作られています。それを同時進行させるので、どこに集中していいのかわかりません。
時間軸の移動は自体は、それが難しいとされる小説であっても、ハマれば好きな表現方法です。
ですが、この漫画では行ったりきたりの時間がバラつきズレがあったのが、自分的に集中できない原因だった気がします。
差し込まれるエピソードが日常の出来事アレコレなので、次まで持ち越すほど前の話にインパクトがなかった。(自分の記憶力の問題もあるけど・・)

そして敗因その2。
主軸になっていると思われる、表題「純情ロマンチカ」の設定が(官能)小説家×学生という時点でなんだかいや?な予感はしていました。
小説家or漫画家×?という設定には必ず編集という存在が出てきます。
そして、その編集以外とカップリングするなら、編集は協力者になる確立が高い。・・・読む前から先が読める!
必ず編集者は美人でパーフェクトなで攻めに近い存在で、ライバル出現と思わせて実は応援してくれる腐女子!(←と頭にあった)
このパターンが苦手。
BLに出てくる腐女子(もしくはニューハーフ)の都合良く主人公の嫉妬心を掻立て、実は協力者になって話を進めるキャラがうさんくさくて好きではないので、よっぽどじゃないかぎり地雷。BL負け人生です。

そして敗因その3が、攻めがパーフェクト人間に見えて実は欠陥ありで、平凡な受けを「なぜか」溺愛するパターンもあまり得意ではなく、少女漫画を男に置き換えた状態っていうのも苦手・・・。なぜかってのが納得できて、なおかつ共感できないと入り込めない。

このあたりが敗因だと思われます。

たぶん純愛モードが入ってないだけで、そういうピュアな気分の時に読んだらとっても共感できると思います。今の自分があまのじゃくモードなんでひねくれてるだけのな気もします。

いろいろ勝手なことを言ってますが、話自体は個別の盛り上げ所もあり、場面転換のキメセリフが巧いので、どっぷり浸っていれば心臓わしづかみにされるはず。
俺様攻めややんちゃ受け年下下克上にツンデレ素直クール無自覚お色気など、若くで教授や助教授になれちゃう実はスゴいんです系バブリーキャラが豊富なのも特徴。
それぞれに個性豊かなキャラが出てきて、ジャニーズやモーニング娘。を思わせる。これだけいればどこかに好みがいるだろ的バラエティに富んだなキャスティング。

正直絵柄は苦手なのですが、物語が良ければガゼン輝いて見える性質で問題なし。少女漫画風BLが好きならとってもストライクだと思われるので、はまればはまると思います。

まあ、エッチシーンがどうなってんの?ってのはBLなので深く追求してはイケナイのでしょう。